低用量ピルは避妊したい時だけに飲むのではなく、ちゃんとした飲み方はあることを知っていますか?シートの通りに飲んでいけば問題はないのですが、もし飲み忘れてしまった場合は決められた対応をしないとピルの効果が出ない時もあるんです。

低用量ピルを飲み忘れてしまったら

低用量ピル(OC)の種類

「低用量ピル(OC)」には2種類のホルモンが含まれています。
低用量ピルには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモンの2種類の女性ホルモンが含まれています。
ピルのポイントを説明する医師エストロゲンは排卵をうながすホルモンで、美肌など女性らしさをサポートする働きがあります。
黄体ホルモンはプロゲステロンともいい、子宮の内膜に働きかけて、受精、妊娠の準備をするホルモンです。
日本で発売されている低用量ピルは含有する黄体ホルモンによって大きく3種類に分けられます。
まず、1960年代に開発されたノルエチステロンを使った第1世代。
レボノルゲストレルを使った第2世代、そして80年代に開発されたデソゲストレルを使った第3世代です。
また、第1世代、第2世代のピルはさらにホルモンの配合比によって2種類に分けられます。
ひとつは一相性といって、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモンの量が服用周期の間、一定量で変わらないものです。
もうひとつは三相性といい、ホルモンの配合比が1周期の中で3段階に変化していくものです。
その周期をコントロールしているのは、脳下垂体と呼ばれる脳の中枢から分泌される性腺刺激ホルモンです。
通常はこのホルモンが卵巣を刺激して排卵が起こるのですが、低用量ピルを飲んでいると脳下垂体が「からだの中には十分女性ホルモンがある」と判断して性腺刺激ホルモンの分泌を抑えます。
その結果、卵巣がお休みして排卵が抑えられるわけです。
低用量ピルは望まない妊娠を避けるための薬です。
正しい使用方法をした場合の避妊失敗率はわずかに0.3パーセントです。
コンドームによる避妊法での失敗率は2から15パーセント、オギノ式など排卵日を避けてセックスをするリズム法では9から25パーセントが失敗してしまうという研究報告がありますから、かなり確実な避妊薬であることがおわかりだと思います。

低用量ピルの錠数

低用量ピルと呼ばれて経口避妊薬として用いることが出来る薬がありますが、これには女性ホルモンが含有されています。
まず、避妊薬の錠数ですが21錠が1シートになっているものがあります。
これは、飲み方の注意点がありますが、1錠ずつ決まった時間にシートの順番通りに21日間は飲み続けて行きます。
そして、1シートを飲み終わったら7日間は避妊薬を休みます。
休む期間を作る必要があるのが、21のシートの特徴です。
7日間、休んだ後から、また新しいシートを同じように飲んで行きます。
次に、28錠タイプのシートですがこちらは女性ホルモンの入った21錠に加えて、ホルモンの入っていない偽薬、いわゆるプラセボが7錠プラスされているシートです。
こちらの飲み方は、1錠ずつ決まった時間に順番通り28日間かけて飲みます。
プラセボが入っていることで、薬を休止する期間を作る必要がないので飲み忘れを起こしづらくなるので便利です。
1シートを飲み終わったら翌日からまた新しいシートを飲み始めて行くようになります。
どちらも女性ホルモンの入っている錠剤を飲み終えてから、2~5日後に月経が始まります。
ですから、避妊薬として用いる場合には、自分のライフスタイルや性格などから飲み忘れを起こしそうな心配がある場合には、28錠のシートがお勧めです。
どちらのシートにしても、用法、用量を守ることを意識した上で適正の服用するようにしましょう。
24時間以内に飲み忘れに気がついた場合には、すぐに服用し、当日に飲むと決められていた分もその時間に飲むようにしましょう。
シートで管理をしている薬ですので、自分なりに分かりやすくする工夫も行ってみても良いでしょう。

ピルを飲み忘れてしまったら

パートナーに相談する女性ピルを飲み忘れてしまったらどのようにして対処していくかといいますとまずはパートナーにピルを飲んでいない事を打ち明ける必要があります。
そうすることでパートナーもどうすればいいのかを一緒に考えてくれます。
一番の方法は性行為を控える事です。
ピルを飲んでいないと女性からするとかなり不安になってしまいますし、妊娠してからでは遅いですのでそれを完全に防ぐためにはピルを飲み忘れてしまった場合は、性行為をするのをやめる事が一番安全な方法ではあります。
もちろん、ペニスを女性器に入れなければ問題ないですのでそれ以外の性行為は問題ないです。
あくまで女性器に入れるのを控える事になってきます。
次に、ピルの代わりの避妊するための方法としては一般的にコンドームがあります。
100%妊娠を食い止める事はできませんけど、高い確率で避妊する事ができますので安心して性行為をする事ができます。
コンドームでしたらドラッグストア、コンビニ、薬局などあちらこちらで販売していますので持っていなくてもすぐに手に入れる事ができます。
以上のようにピルを飲み忘れてしまったら適切な対応をしていきます。
妊娠は直接は女性に関わってきますので女性の気持ちを優先して対応を決めていきます。